本年本サイト「エネルギーマネジメント」関するテーマは以下の通りです。
(1) エネルギーマネジメント先進国日本のグローバルにおける役割と責任
(2) サプライチェーンにおけるエネルギーマネジメント:避けて通れないグローバル視点
(3) ISO 50001 自己認証の仕組み構築
3項目とも「エネルギーマネジメント」のグローバル化において共通課題をかかえています。また、エネルギーパフォーマンス改善の定量化評価の標準化をすすめる、米国製造業エネルギー効率化評議会(USCEEM)によるSEP(Superior Energy Performance)の動向についても取り上げていきたいと考えています。共通課題の一つとしてエネルギーマネジメント運用における「文書化」確立の重要性が第一に上げられます。
引き続き本サイトが提供するドキュメントをご活用下さい。
本年もよろしくお願い申しげます。
EnMS-Doc アソシエーツ
山之内 登
ご希望の方は以下のステップにてご連絡下さい:
ステップ-1
アカウント登録されてない方はアカウント登録をして下さい。
ステップ-2
nobby@enms-doc.com 宛
「Mxxx 文書名 希望」とご連絡下さい
48時間以内に返信メールでご希望文書を送付します。
(1) エネルギーマネジメントは、第一目的であるエネルギーパフォーマンスの改善が継続的に実施され、持続的事業運用のマネジメント
システムが生きていれば、必然的にISO 50001に適合していることになり、基本的に ISO 50001 の自己認証を宣言する仕組みを
提供しているからです。
(2) 国際規格であるがゆえ、グローバルに所在(日本国内も含めて)する事業所のエネルギー・パフォーマンスの改善を共通の尺度に
おいて定量化評価(見える化)できるからです。
(3) ISO 50001適合EnMS運用を確実にする「管理標準」を含めた主要管理文書の作成はエネルギー管理統括者、エネルギー管理企
画推進者、およびエネルギー管理者が担うからです。
ISO 50001は認証にこだわっていません。
ISO 50001は「エネルギー・パフォーマンスの改善」にこだわっています。
つまり、形式ではなく、実をとることを強く推奨しています。
「実」とは何でしょうか?
それは、エネルギー・パフォーマンス改善により、事業の価値を上げ、事業の持続性を確実にすることです。
それでは、ISO 50001 は何を求めているのでしょうか?
何も求めていません。それぞれの組織が担う事業運用に沿ってエネルギーマネジメントシステム(以降、「EnMS」)を確立し、文書化し、実施し、エネルギー・パフォーマンス改善の目的・目標を達成することにより、組織が使命とする「持続的視野にたった事業展開」を促進することが、ISO 50001の狙いであり、願いでもあります。