ISO 50001は認証にこだわっていません。
ISO 50001は「エネルギー・パフォーマンスの改善」にこだわっています。
つまり、形式ではなく、実をとることを強く推奨しています。
「実」とは何でしょうか?
それは、エネルギー・パフォーマンス改善により、事業の価値を上げ、事業の持続性を確実にすることです。
それでは、ISO 50001 は何を求めているのでしょうか?
何も求めていません。それぞれの組織が担う事業運用に沿ってエネルギーマネジメントシステム(以降、「EnMS」)を確立し、文書化し、実施し、エネルギー・パフォーマンス改善の目的・目標を達成することにより、組織が使命とする「持続的視野にたった事業展開」を促進することが、ISO 50001の狙いであり、願いでもあります。
それでは、ISO 50001 EnMS運用をどうすすめたらいいのでしょうか?
トップマネジメントが先頭に立ち、権限のある経営層を代表する「エネルギー管理統括者」を任命し、効果あるマネジメント体制のもと、組織の全員が積極的に行動する EnMS 運用をすすめることです。
しかしながら、組織全員のチームワークによる全員行動は、認識を共有する手段「文書化」が必要です。
こんな便利なドキュメントが存在します。
● 「省エネ法」の管理標準コンセプトとISO 50001 を統
合した「管理標準」ドキュメントです。
● 「エネルギー管理統括者」が作成するドキュメントで
す。
● 省エネ法「特定事業者」対象にEnMS運用を想定して
書き上げた、完成度の高い文書です。
● 省エネ法とISO 50001に適合する EnMS 運用の参
考書として使えます。
● 「ワード形式」で提供されているので、利用者が対象
組織に合わせて創造的に追加、削除、訂正、修正し
ていただくと、オリジナルよりはるかに優れたEnMS
運用「管理標準」ができ上がります。
● そして、文書構成さえ尊重いただければ、省エネ法立
ち入り審査やISO 50001適合性監査があっても怖い
ものなし。双方に適合した文書で臨めます。
「省エネ法「管理標準」/ISO 50001 国際規格」 適合一体化するEnMS運用12主要文書
ここに提供するEnMS運用12主要文書は、ある事業ユニットを想定して作成していますので、リアル感にあふれた迫力のある文書です。そして同時にどのような業種、工場でもビルにも応用の利く柔軟な内容です。
EnMS運用12主要文書の策定にあたっては、トップマネジメント(事業代表者)、省エネ法でいうエネルギー管理統括者、エネルギー管理推進企画者、エネルギー管理者/管理士が大きくかかわってきます。
そしてもちろんEnMS運用にかかわる方々も必見の文書です。
以下の12主要文書が揃ったら、事業目的・目標を達成するEnMS運用を確実にします。