ISO 50001 自己認証を推奨する理由

EnMS-Doc アソシエーツは以下の思いで、ISO 50001 自己認証が一般的に受け入れられる仕組みを確立したいと考えています。

(1)  エネルギーマネジメントは、生産量単位あたりエネルギー消費量を下げることが目的ではなく、エネルギー消費量単位あたり
      どの位の価値を創造するかのビジネスである。

(2)  エネルギーマネジメントは、マイナスの側面を如何に除去する作業ではなく、最高品質の商品またはサービスを
      最少のエネルギーで作り上げることによって、競争力をつけるものである。                   

(3)  どの位の価値を創造するかのビジネス課題はエネルギーユーザ組織が自主的に評価する他にない。

(4)  エネルギーユーザ組織は、事業を展開する上で、① 第三者認証機関による認証を取得することにメリットを見出すか;
      ② エネルギーマネジメント運用によるエネルギーパフォーマンス改善という「実」をとる自己認証にメリットを見出すかの選択になる。

(5)  自己認証の信憑性はその組織のサスティナビリティおよび CSR への取組みがいかに社会にコミュニケーションされて
      いるかにある。

(6)  そのコミュニケーションの大きな要因は、エネルギーマネジメント運用により継続的エネルギーパフォーマンス改善を
      確実にするしっかりしたドキュメンテーションを確立し、それをベースに運営されているかにある。

(7)  言い換えると、エネルギーマネジメントへ確固たるドキュメンテーションが確立され、それに基づいて運営されていれば、
      たとえ予告なしの査察が入っても自己認証は全く怖いものなしである。

(8)  たとえ、エネルギーマネジメント監査を実施しても、8割以上の作業はドキュメンテーションの評価の時間に割かれると考える。
      それはエネルギーパフォーマンス改善の定量化評価やベースラインの設定やEnPIの定義などほとんどがデータ分析と
      その分析をサポートするドキュメンテーションの存在による適合性作業が主体となるからである。

ISO 50001 自己認証をサポートするには、自主的な行動が必要になります。ISO 50001 自己認証についてご意見をお聞かせください。本サイトは、今後ともISO 50001 自己認証のメリットを追求していき、ISO 50001 自己認証の仕組みが普及するよう応援します。ISO 50001 自己認証には認証機関の役割も大きいと考えます。すでに ISO 50001 自己認証を促進するサービス商品を提供している認証機関もおられます。注目下さい。

 

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